【2023年】ママさんナースが働きやすい職場を徹底解説!

ママナースの働き方

子育てと仕事、両立が本当に大変。残業がない職場ってないのかな・・・。

あなたも家庭と仕事の両立で悩んでいませんか?

残業、夜勤、子供の体調不良による急なお休み・・・。

家族を優先したいのに、家族との時間がなかなか取れない。

こんな悩みを抱えながら、無理して働いていませんか?

りん
りん

仕事でも家庭でも毎日フル活動。私もそんなママさんナースの1人です。

この記事では、ママさんナースの働きやすい職場環境や働き方について紹介します。

この記事でわかること
  • 看護師ママはどんな問題を抱えているのか
  • 家庭を優先したいなら絶対ダメな職場
  • 家庭と両立しやすい看護師の職場環境
  • 良い職場を見つけるためにはどうしたらいいのか

ママさんナースが抱える問題

手で顔を覆う少年とはてなマーク

子育てしながら働く上で、たくさんの問題に直面するかと思います。看護師ママは悩みが尽きないですよね。

ママさんナースの悩み
  • 子供の突然の体調不良
  • 子供がコロナ濃厚接触者➡保育園休園で出勤できない
  • 残業で帰れない/保育園の迎えに間に合わない
  • 夜勤ができない
  • 土日も出勤
  • 希望休が制限内に収まらない
  • 子供に習い事をさせてあげられない
  • 旦那と休みが合わない➡家族の時間がとれない
  • 家事をする時間がない
  • 疲労困憊・ストレス➡子供に怒りやすい
  • 自分の時間がない

同じ悩みを抱えているママさんナースは多いのではないでしょうか?

こんなに多くの悩みを抱えながら無理して働いている看護師ママが大勢います。

【家庭を優先したい看護師ママへ】こんな職場は絶対ダメ!!

NO!

育休を経て、総合病院の一般病棟へ復帰したママさんナースの友人の例を挙げます。

同期A
同期A

育休を経て、もといた消化器病棟に復帰しました。

経験があるので復帰後すぐに戦力として使われています。

ママさんナースは続けられない人が多く、みんな異動か退職していきました。

彼女が復帰した病棟は、手術や入院・緊急入院がとても多く、時短勤務であっても1時間~2時間の残業が当たり前。

残業は基本的にはサービス残業です。ときどき育児時間の取り消しが認められたようです。

看護記録も日中に終わらず、子供を寝かしつけた後に記録を書きに病棟に行くこともしばしば。

日々の看護業務以外の係りやアソシエイトなども任されていました。

仕事の負担が大きすぎ、心にも負担がかかり家庭に影響が出るのは言うまでもありません。

他の一般病棟勤務のママさんナースもとにかく残業が多かったです。

また、患者の入れ替わりも多いため情報収集のために早く出勤しているようでした。一般病棟に復帰するママさんは早々に部署異動や退職するかたが多い印象でした。

一般病棟、看護師ママの1日
  • 5:00
    起床、家事、子供の準備
  • 7:00
    保育園へ預ける

    開園と同時なので1番乗りだそうです。

  • 7:50
    病棟到着、情報収集

    ※始業開始の定時は8:20※

    早く出勤しないと帰れないことが理由。同じ理由で、時短勤務は終業前30分しか取得していません。多くのママは子供を保育園へ送って、9:00出勤しています。

  • 12:30
    休憩

    1時間はもちろん取れません。15分でお昼を食べて、残りは記録の時間にあてるそうです。

  • 16:30
    本来の退勤時間
  • 17:30~18:00
    退勤

    サービス残業です・・・。

  • 18:40
    帰宅

    帰宅後も家事・育児に追われ自分の時間は皆無だそうです。

  • 10:00
    就寝
りん
りん

とてもこなせるスケジュールじゃありませんよね・・・。

家族を優先したい!家庭と仕事両立したい!

と思うあなたは、間違ってもこんな職場に勤めないでくださいね。

家事・育児が両立しやすい看護師ママのタイムスケジュールの記事もあります。

ぜひ参考にしてください!

【復帰予定の看護師ママへ】時短日勤 タイムスケジュールを公開します!~病棟勤務~

家庭と仕事、両立しやすい職場環境

3人の幼い子を抱き寄せる笑顔の母
ママさんナースの理想の職場環境
  • 時短勤務可能
  • 緊急入院がない
  • 手術がない
  • 夜勤免除
  • 子の看護制度が利用できる
  • ママさんナースが多い
  • 日々の業務以外の業務がない(委員会・研修・係りのリーダー・日々のリーダー業務・アソシエイト・プリセプター・学生担当など)
  • 自宅や保育園から通いやすい
  • 福利厚生が整っている/給料・休日ともに満足できる
りん
りん

こんな職場があったらいいなと思いませんか?

総合病院へ常勤時短勤務で復帰しましたが、病棟により環境は様々でした。

ここにある条件全てを叶えるのは難しいかも知れません。

しかし、優先順位を決めて職場を選べば、より理想に近い職場が見つかります!!

〇残業を最小限にするために

なるべく残業をしないために、手術・緊急入院のない部署を選びましょう。OPE患の受け持ちや予定入院・緊急入院対応があると残業が確実でした。

また、委員会や係りの仕事、日々のリーダー業務、アソシエイト/プリセプターなどの日々の看護業務以外の仕事を任されると残業の原因になります。リーダーの日やプリセプターをしていた時は残業の毎日でした。

〇急な休みを取りやすくするために

ママさんナースが多いと、急な子供の体調不良や行事による休みへの理解が得られます。「お互い様」と声をかけてくれることも。必要以上に肩身の狭い思いをしなくて良いのがメリットです。

また、子の看護制度が利用できると1人に付き年間5日まで、最大2名分休みがもらえます。制度の利用となるため、師長も拒否なく休みをくれるでしょう。

〇家族との時間を多くとるために

保育園の送り迎えや通勤に時間がかかると大変です。少しでも子供との時間や家事の時間が確保できるよう、自宅や保育園から通いやすい職場がベストです。

また、夜勤があると子供を夫や実家に任せることにもなり、心配事が増えますよね。子供にも寂しい思いをさせてしまうため、極力避けたいと思うママが多いかと思います。夜勤免除可能な職場がおすすめです。我が家は旦那も夜勤があり、実家も遠方なため夜勤免除で働いています。

日勤のみであっても、時短勤務で働くことをおすすめします。

育児短時間勤務制度と言って、3歳未満の子を持つママであれば利用可能です。公務員であると子が小学校入学まで利用できます。

1日原則6時間までの短時間勤務が可能になり、使い方は人それぞれです。前後30分ずつ取る方もいれば、後ろ1時間半とる方もいます。

時短の分だけ給料は減りますが、常勤扱いのためボーナスはあります。

子育てが落ち着けばフルタイムに戻ることができるのも魅力です。家事や子供との時間もとれるため、余裕をもって生活できるかと思います。私の職場では、子育て中のママはほとんど時短勤務していました。


〇給料・休日ともに満足できるか

給料や休日に納得できるかはとても重要なポイントです。

家族との時間を優先した勤務形態をとると、給料は下がる傾向にあります。デイケアや介護施設など、業務負担を減らすため転職しても給料は下がります。

自分なりに納得のいくバランスを見つけることが大切です!

看護師ママの給料について、給与明細と共に赤裸々に公開した記事があります。

気になる方がチェックしてみてください!

2023年!ママさんナースの給料大公開【給料明細あり】

結局どこで働けばいいの?

海に向かって両手を広げる女性

家庭と仕事を両立しやすい職場環境が整っている職場・働き方を紹介します。

1.障害者病棟や療養病棟の日勤時短勤務

私は重症心身障害児者病棟で夜勤免除の時短勤務をしていた経験があります。

障害者病棟は緊急入院がなく、患者も基本的に入れ替わりはありません。月に数回、予定の短期入院がある程度でした。もちろん手術もなし!よって、残業はほとんどありませんでした。

仕事と育児が両立しやすいため、ママさんナースが職員の半分近くいました。子の看護制度が利用できたことから、急な休みも取りやすかったです。

休日は120日以上/年。給料は障害病棟手当(25000円)がついたため、7時間の時短勤務でしたが約25万(手取り20万)+ボーナス2回/年 はもらえていました。

ただし、日々の業務以外の業務や研修が多く、レポートや提出物に追われていました。日々のリーダー業務やアソシエイトの時は残業が続きました。

改善策として、パートに変更するとボーナスがない代わりに、リーダーや研修・係などの業務から外され定時上がりが可能となります。

りん
りん

病院のメリットは看護師の人数が多いため、急な休みにも柔軟です。

日勤専従可能・時短勤務可能、療養病棟であれば、より家庭との両立がしやすくなるでしょう。必ず急性期病棟などの一般病棟は避けてください!

2.訪問看護

夜勤がなく土日休みが多いため、家族と休日が合わせやすいです。

また残業は少ない傾向にあります。クリニックやデイサービス、施設よりかは給料が高い所が多いのが魅力です。パートであっても、時給が高いため、満足いく収入が得られます。

訪問看護ステーションの数は増加しており、求人数も多いです。パート求人や時短勤務可能なステーションもあるため、理想の職場が見つかる可能性が高いでしょう。

夜間オンコールの有無や急な休みに対応可能かは事前に確認が必要となります。また、一人で利用者さんを訪問するため、看護師としての臨床経験が豊富であれば安心です。

3.パート勤務

ボーナスがない所が多く、常勤よりは給料が下がってしまうのがデメリットです。

どんな職場も共通して残業は少なく夜勤もありません自分に合った時間帯で働くことが可能なのが魅力的です。

また、パート勤務であると求人数も多くいろいろな職場から選ぶことができます。病院であっても、日勤リーダーや研修・係・新人担当・学生担当を逃れられるため、パートの方がより負担が減ると考えられます。

家庭との両立を第一優先にする人には理想の働き方と考えられます。

クリニック・デイケア・介護施設の注意点

ママさんナースが働きやすい職場としてクリニックやデイケア、介護施設を良く聞きます。

これらの職場は基本的に看護師は数名であり、定数しか配置しておらず、急な休みに対応ができないことが多いです。

急な体調不良が頻回にある幼い子を育てる間は、避けるのがオススメ。ただし、実家に子供を預けられたり、パート勤務であれば業務負担が少なく理想の職場となり得ます。

休日や給料が少ない傾向にあるため、確認が必要です。

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看護師ママがパート勤務する際の注意点を解説しています。

【転職を考える看護師ママへ】看護師パートは損?デメリットを徹底解説!

自分が働きたい条件を整理しよう!

看護師の働き方はとてもたくさんあります!

考える優先順位によって理想の職場が変わってきます。

まずは、自分の理想の条件を整理すると、今の職場よりももっとあなたに合った職場が見えてくると思います。

選択肢が豊富にある、看護師のメリットを活かして、是非家庭と仕事を両立しやすい職場を見つけてください!

りん
りん

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この記事を書いた人

◎看護師歴10年
◎整形外科、呼吸器外科内科、
重症心身障害児者病棟の経験あり
◎2児の母
◎転勤歴・転職歴あり
◎現在、老人ホームにて勤務中

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